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鳥さんの飛行機移動

3月25日に我が家の鳥と無事に横浜から長崎県佐世保に帰ってまいりました。

ようやくパソコンを入れていた荷物が昨日(28日)届いたので、ブログの更新ができます。私の消息(動向?)がブログを通じてからしか分からないから更新を心待ちにしてくださっていた方、大変お待たせいたしました!

Twitterの方でも、「鳥さんを飛行機で移動できるんですか!?」と疑問をお持ちの方がいらっしゃったので、今回の飛行機移動についてご紹介させていただきます。

飛行機移動を推奨している訳ではありません。鳥さんの移動は車や電車などの方法もあります。今回の自分自身の移動距離や時間を考えた時に、短時間で移動できる手段として飛行機を選びました。鳥さんの性格と飼い主さんのお気持ちに合った移動手段をお選びいただけたらと思います。

今回は、羽田空港から福岡空港までの2時間の空の旅となりました。

「お悩み解決帖」でイラストを描いてくださったこまつか苗さんの実体験を参考にさせていただき、飛行機はANAを使用。

ご予約方法などの詳細については、ANAの「ペットをお連れのお客様(国内線)」のページをご覧ください。こちらでは、このページには掲載されていない部分をご紹介させていただきます。

《我が家の鳥:オカメインコの蓮ちゃんの場合》

*利用便:ANA

*国内ペット料金:6000円

【出発時の鳥さんのお預け】羽田空港にて

出発当日は、搭乗便出発時刻の30分前までに手荷物受託カウンターで「ペットのお預かりを…」と係の方に訊くと「ペットお預かりカウンター」を案内してくれました。

事前にインターネットを通じて航空チケット購入の際に、「ペットお預けの事前予約サービス」にて申し込みをしました。事前にペットお預けの予約をしていない場合は、お預けの時に「同意書」の提出が必要で「事前に印刷して必要事項をご記入のうえ、空港にお持ちください。」と案内があります。

やはり、航空会社側としては何があるか分かりませんものね。。。何もないことを祈りつつと言いう感じです。

カウンターで鳥さんお預けANAホームページより

鳥さんは普段移動に使っているキャリーごと左の画像のような「貸出用ペットケージ」に入れてくれました。画像の黄色の矢印部分のネジをとって、貸出用ペットケージの上部分をとりはずしてキャリーをすっぽり中へ。隙間部分はキャリーが「貸出用ペットケージ」の中で動かないように詰め物をしてくれました。

●キャリーバッグから出した状態です。

●2時間のフライトなのでエサを入れる必要はないかなとも考えましたが念の為エサを入れた状態に。もし、普段の車移動や電車移動などで酔って吐いてしまう傾向にある鳥さんの場合は、到着時間から逆算して、事前にエサを与える時間を考えた方がいいかもしれません。

●お水はお預けする前に少し与えて、キャリーの中には入れていません。

●この日の気温は比較的暖かい日でしたので、カイロなどの保温は入れてません。

(画像はANAホームページより)

お預けして、飼い主(=私)も心を決めて「よろしくお願いします!」と係の方に伝えて「蓮ちゃん福岡でね!」とその場を離れたら、蓮ちゃんのケージを移動している間、「ピャーヨー!ピャーヨー!」と羽田空港ANAカウンターでこだまする蓮ちゃんの声。。。

「え?猫?」といってる人がいました(笑)

【航空機への移動】

この部分は実際には見えていませんが、ANAのホームページより:

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航空機まで係員がお運びいたします。 係員がお預かりしたペットを車両などにお乗せし、航空機まで大切にお運びいたします。

ANAホームページより

■夏場・冬場の温度変化について 航空機への移動、乗り降りは屋外での作業となるため、特に夏場や冬場は、温度や湿度に大きな変化が生じる場合がございます。

航空機内の貨物室にペットを大切にお乗せします。 お預かりしたペットは、係員が航空機内の貨物室(バルクカーゴルーム)に慎重にお乗せします。

■空調機にて温度・湿度を管理 貨物室は空調機にて温度・湿度を管理しておりますが、外気温などの影響により客室とは環境が異なる場合がございます。                      (画像はANAホームページより)

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【到着時の鳥さんの受け取り】福岡空港にて

ANAホームページより

2時間のフライトを経て無事に福岡空港に到着!到着して急いで手荷物受け取り場までダッシュ!

「到着ロビーにて、航空機の到着後、係員が機内の貨物室よりペットを慎重にお運びし、お客様に直接お引き渡しいたします。」とのことで、すぐに若いお兄さんが蓮ちゃんが入ったペットケージを運んで来てくれました。

係のお兄さん「ペットをお預けされた方~?」

私「はいっ!!!」

係のお兄さん「大丈夫そうですか?」と優しい。

お兄さんもセキセイインコさんと暮らしているとのこと。                             (画像はANAホームページより)

まだペットケージに入った状態(蓮ちゃんからは飼い主はまだ見えない)で一言「蓮ちゃん!」と声を掛けると返事なし!?ぞっとしましたが、ペットケージからキャリーを取り出すと思いっきり威嚇の姿勢を取って右へ左へ揺れていました。。。相当腹に据えかねていたのではないでしょうか。。。

蓮ちゃん、本当に頑張りました!

飼い主の姿を確認すると、元気に鳴きだしたのでとりあえず一安心という感じでした。蓮ちゃんの鳴き声で、荷物を待っていた人が寄ってきて人だかりができてしまいました(汗)

以上が鳥さんの飛行機移動についての実体験を踏まえたご案内です。

蓮ちゃんとの旅はまだまだ続いて、実は福岡空港からさらに車で2時間かけてようやく実家に到着しました。蓮ちゃんは車の中でキャリーに入ったエサを食べたり、水分補給をしたりと飛行機移動の影響は問題なしのようでした。

実家に到着して腹ごしらえ

←到着してその直後の実家での様子。

20時頃の到着です。

飛行機移動時間帯についても、蓮ちゃんの一日の過ごし方を参考にして決めました。

朝とお昼前のタイミングでゴハンを食べて、午後からはまったりしたり、おもちゃで遊んだり、居眠りしたりという時間帯です。このまったり時間帯に飛行機移動をすることに決めました。

いつものお食事の時間帯に移動してしまうと食べられなくなってしまうのを避けたかったからです。

疲れたぜ

食欲を心配しましたが、夜もしっかりゴハンを食べて、この状態→

さすがにお疲れのご様子。

飛行機移動の日から今日(29日)で4日経過しました。

さすがに体重は下がってしまいましたが、すごいスピードで新しい環境に慣れていくのを観て、何事もなくよかったなと思っています。

鳥さんとの暮らしの中では本当にいろいろなことが起こると思います。私自身も、鳥さんの飛行機移動は初めての体験でした。

先にお伝えいたしましたが、決して飛行機移動を推奨しているのではなく、移動手段の一つとして参考にしていただけたらいいなと思ってお伝えさせていただきました。

ここで特筆しておかなければならないのは、我が家のオカメインコは元々肝っ玉が据わったオカメです。小さい頃から積極的に他の人や他の鳥さんたちに会せる機会を作ってきました。過去に何度かお預かりをしてもらった時も、体重が下がるどころか逆に増えて帰ってくるくらいの鳥です。

今年で11才になりますが、これまで過去にオカメパニックを起こしたのも2回と記憶しています。

1回目は、夜中に蓮ちゃんのケージの中にGが侵入した時に。(苦手な方ごめんなさい)

2回目は、飼い主が夜中酔っぱらって帰ってきて、寝ているケージによろけて体当たりした時です。

鳥さんにもいろいろな性格のコがいるので、その鳥さんの性格に合わせた移動手段を探ってみていただけたらと思います。

また、普段の生活の中で「今できること」を毎日の日課であり遊びでありコミュニケーションとして取り入れていただけたらいいなと思っています。例えば、臆病な傾向にある鳥さんの場合は「怖がらないように、驚かせないように」という接し方ではなく、敢えて「これを克服していこう」という課題に向かって取り組んでいくことをお勧めします。ただし、この取り組み方は少しずつ少しずつ、鳥さんのペースに合わせていくことが大切です。こうすることで鳥さんのストレス耐性を上げていくことができます。

目指すは、「心も身体も強い鳥さん」です!

また改めて、「引っ越し前にしたことやしておいた方がいいこと」、「新しい環境に慣れてもらうために引っ越し後の対応」について、こちらでご紹介をさせていただきます。

少しでも鳥さんとの暮らしにお役に立てましたら嬉しいです。

※鳥さんの飛行機移動について、こまつか苗さんが簡潔にイラストを交えてご紹介されているブログもご参考にしてください。

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