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特集記事

<鳥さん個別相談・飼い主さんの声4>ルイちゃん・ズアカハネナガインコ|咬み癖改善etc



『鳥さん個別相談』をご利用くださった飼い主さんの声をご紹介いたします。


鳥さんにトレーニングを行う上で、応用行動分析学に基づくトレーニングの原理は同じでも、鳥さんや飼い主さんの性格・生活リズムによって、それぞれに合ったアプローチ法をあてはめていく応用力が必要となります。そこで、さまざまな鳥さんや飼い主さんの取り組みを知っていただくことで、ご自身の鳥さんのトレーニングに応用しやすくなるといいなと思っています。

それでも、まったく同じことを試してみてもうまくいくとは限らないのがトレーニングの難しいところでもあります。

ちゃんとやってるのにうまくいかない…

という場合は、何かしらのポイントがうまく鳥さんに伝えられておらず、トレーニングの見直しが必要だと判断できます。鳥さんに適切に伝わらない方法でこの先ずっと継続したとしても、残念ながら改善は見込めないと思われます。そんな時は、トレーナーに相談していただけたらと思います。

トレーニングは、鳥さんに人がこうしてほしい、これはやめてほしいということを適切に伝えられるツールです。トレーニングを行うことで、鳥さんの行動を観察することになるので、鳥さんのボディランゲージを通じてたくさんの気持ちを受け取ることができるようになると感じています。そして、鳥さん側からしてみたら、大好きな飼い主さんと一緒にできる遊びの一環でありコミュニケーションの一つです。人側の一方的な希望を押し付けることは本意とはしておりません。そのため、飼い主さんが100%望むような改善につながらないケースもあることもご理解いただけたらと思います。

それでも、現在、鳥さんの困った行動にお悩みの方、他の飼い主さんと鳥さんの取り組みを知っていただくことで、あきらめずに自分もやってみよう!と思ってくださるきっかけになっていただけたら嬉しいです。


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<飼い主さんの声>ルイちゃん・ズアカハネナガインコ|咬み癖改善etc

●鳥さんのお名前:ルイちゃん 

●鳥種: ズアカハネナガインコ

●ご相談時の年齢: 11か月齢

●ご相談内容: 咬み癖を直してもっと触れ合えるようにしたかった。

咬み癖がある子だったとしても、愛情を持って正しいトレーニングを重ねて改善していけば飼い主と鳥との幸せな時間が過ごせることを悩んでいる人などに伝えたかったため。

●飼い主さま:佐竹さま

●ご相談日:2020年11月3日(初回)、2020年12月17日(2回目)

●ご相談方法:オンライン


Q1:ご家庭で行ったトレーニング内容について:

ステップアップやターンなどをしたら、ご褒美に好きなおやつ(麻の実やひまわりの種)をあげるようにしました。ルイが何かできたら、大きめのリアクションと高めの声で、凄いねー!すごいすごい!などとほめてあげるようにしました。バランスを崩すと嫌がって噛んでしまうのでステップアップやステップダウンする時は、安定させる為にゆっくりとルイに合わせて手を動かしてあげるようにしました。


<トレーナーより>

望ましい行動とその直後に現れるご褒美とを関連付けて、望ましい行動の出現率を上げるトレーニング法、ポジティブレインフォースメント(正の強化)ですね。ご褒美としての掛け声は人から見たら褒めてるつもりでも、鳥さんの中にはびっくりしてしまい「怖いことが起こるならもうやらない!」と思う鳥さんもいるので、鳥さんの様子を観察していただきながら、声を出すボリュームなど調整していただけたらと思います。

褒める行動の一つとして、よく拍手をする飼い主さんもいますが、この拍手に慣れている鳥さんであれば拍手をご褒美として用いても問題ありませんが、拍手の音が怖い!手の動きが怖い!と思ってしまう鳥さんもいるので、拍手=褒めている、という認識は人の視点であって、必ずしも鳥さんにも同じように通じるとは限らないということを覚えておいていただけたらいいなと思っています。

バランスを崩すと咬んでしまう行動は、ルイちゃんからしたら足元が揺れることが不安だったことから現れた行動ではないかと思われます。安定させることで咬まないのであれば、ここからスタートして、徐々に多少揺れても平気になっていくという段階的なトレーニングに取り組んでくださいました。



Q2:トレーニングを行っている時に難しかった点やうまくいかなかった点について:

テンションが上がってくると、手にじゃれついて強めに噛んでしまうので、それをうまくコントロールすること。これはある程度は仕方ないのでこちらが回避するしかないかもしれませんが。

あと、噛んだあとは、数秒無言で離れるなど、ダメな時を分かりやすく知らせることが難しいと感じました。大きな声でコラ!とつい叱ってしまい、喜んでいると勘違いさせてしまうことが今も時々あるので、そこが難しいところだと思っています。地道にやっていこうとおもっています。


<トレーナーより>

トレーニングにおいて、咬む経験を作らないために咬ませない環境作りも大切です。鳥さんは、楽しすぎて興奮している状態にある時に手を出すとガブッとするコもいます。鳥さんには決して悪気がある訳ではありませんが、咬まれてしまうと飼い主さんも痛いし、なんで??となってしまうかと思います。楽しい!!と興奮状態にある時は、鳥さんに一旦クールダウンしてもらってから手を出すという感じでワンクッション置くことで、咬まれる状況を回避できます。



Q3.トレーニングを経て、現在の鳥さんの状況について: