Keys to SUCCESS
成功へのカギ
トレーニングがうまくいかない!?
あきらめないでください!

適切な
一貫した
ルール

継 続
『適切な一貫したルール』と『継続』が成功への”カギ”です。
あるトレーニングを1か月ほど続けても、ほんの少しの変化も現れない場合は、その方法は適切ではないという証拠です。この場合アプローチ法の見直しが必要です。
トレーニングにはいくつかの成功への”カギ”があります。
うまくいかないのは、何かしらの理由があります。こんな時は、以下の項目ををご確認いただき、今一度トレーニングの見直しをしてみてください。
報 酬

選び方
食べ物
これを見ると小躍り
するくらい大・大・
大好きな食べ物
おもちゃ
チュドン!とこれ
めがけてまっしぐら!
モ ノ
おもちゃ以外の
チュドン!
タオルやぬいぐるみetc
発情対象以外
繰り返しのトレーニングは、「食べ物」が向いています。
その場にとどまってほしい体重測定やケージに入る
トレーニングの場合は、”おもちゃ”や”モノ”も使えます。
サイズ
一口で食べきれる
大きさに砕く。
鳥さんの鼻の穴の
大きさくらい。
与え方
~ご褒美が「食べ物」の場合~
タイミング
望ましい行動の直後!
ずばり0.2秒以内!!
遅くても3秒以内
見極め
反応が悪い?
今使っているご褒美は
飽きたかも。
他のご褒美でトライ!

トレーニング
セッション
空腹時が最適。
満腹状態ならいくら
大好きな物でも
受け取ってくません。
頻 度
毎日じゃなくてもOK。
飼い主さんもムリの
ない範囲で。
環 境
緊張する場所だとダメ。
リラックスし過ぎても
ダメ。
長 さ
1回のセッションの
切り上げタイミングは
鳥さんが飽き前!
※頻度~毎日やればゴールへの到達はそれだけ早くなります。週1回のトレーニングでも鳥さんは覚えてくれます。ただし、トレーニング以外の時でも接し方は一貫したルールが大切。

その他の
ポイント

1

2
3

4

5

6

7
トレーニングに集中できない、
トレーニングの妨げになっているモノがないか?
ハードルが高すぎる~ハードルを今よりも下げてみて再挑戦。
ハードルが低すぎる~低すぎても、鳥さんはつまらなくなってしまうようです。ハードル(課題)の設定は「ほんのちょっぴり難しい」くらいが最適です。
ご褒美の価値がなくなっている。
エサ入れに常にご褒美が入っていると、「いつでも食べられる」ので
価値がなくなります。
何をしたらいいのか指示が分からない。
鳥さんの名前を連呼したり、応援のつもりの掛け声はかえって
鳥さんを混乱させてしまいます。
ルールが一貫していない。
複数人で暮らしている場合、共通の認識と実践が必要です。
鳥さんペースに陥っている。
鳥さんがあっちを向いたら飼い主さんが移動して、さらにこっちを向いたらまた移動してなど、人の立ち位置を変え過ぎるとそれが遊びになる場合も。
6と相反するかもしれませんが、鳥さんにも都合があって、「今はやりたくないなぁ~」の時もあります。こういう時は、無理強いせず、じゃあまたあとでね~と、時間を空けて再度おうかがいを立ててみてください。強制してしまうと、トレーニングが楽しくないものになってしまいます。

プラスα
『環 境』
毛引き、自咬改善や発情抑制の場合、上記トレーニングに加えて、鳥さんをとりまく環境を整えていく必要があります。