

テツくんのステップアップトレーニング
飼い主さんの手術・入院のため、高槻で鳥さんたちの里親さんを募集した際は、たくさんの皆様に本当に大変お世話になりました。重ねて感謝申し上げます。 この時、飼い主さんとしては、全ての鳥さんを手放すおつもりでした。その後、やはり手元に残しておきたいというお気持ちが芽生え、オカメインコのペアを我が家でお預かりすることになりました。 お預かりの鳥さんなので、私と信頼関係を築いたり(最低限の信頼関係は築きたい)、トレーニングを行う必要は特にないかなと思っていたのですが、せっかくなので一役買ってもらおうと思い、ステップアップのトレーニングの様子を動画でご紹介させていただきます。 我が家でお預かりしているのは、 ・テツくん(ノーマル) ♂ ・ツルちゃん(ルチノー) ♀ ・年齢:7~8才 (お聞きしたとは思うのですが、ぼんやりとしか覚えておらず) 実は事前にどんな性格かとか、何が好きかについては詳しく確認できないまま我が家にやってきたので、まぁボチボチ探っていこうという感じでスタートしました。 オカメペアについてあまり、といいますかほとんどない情報から、「ペアに


翻訳記事8:羽毛損傷行動の危険因子 by Pamela Clark
Pamela Clarkさん(獣医師、行動コンサルタント)よりご承諾いただき、Pamelaさんの記事を翻訳させていただいています。 Pamelaさんの記事を通じて、各ご家庭での環境や生活リズムの中で、様々な性格の鳥さんたちにとって何が最適な暮らしであり、どうやったら鳥さんのQOL(生活の質)をあげられるのか、ご参考にしていただきながら各ご家庭で応用していただけましたら幸いです。 Pamela Clarkさんのホームページ ブログ 『羽毛損傷行動の危険因子』 2020.01.16 去年の夏、スーザン・G・フリードマン博士が講演するコントロール(制御)に関する話を聴講する機会がありました。フリードマン博士が言わなければならなかったことは、私の考え方を吹き飛ばしました。そして、私は、その時提示されたアイディアに今も興奮し続けています。私が聞いたことが新しいというだけでなく、それらが真実として私の中で反響したからです。 フリードマン博士が言わなければならなかったことを言い換えると: 行動とは、私たちが結果をコントロールする(制御する)方法です。私たちが

トレーニングには不可欠!鳥さんの行動を描写するとは?
鳥さんモチーフの博多人形を製作していらっしゃるまこもさんの豆ちゃんの動画をTwitterで見た時に、確かに何かを訴えているご様子、かわいいなぁ~と思って見てました。そこで、これは鳥さんの行動をクイズにしたら面白いのではないかな~とふと思いつき、まこもさんのご承諾を得て、クイズに出させていただきました。 クイズの内容を改めて掲載しますと… ----------------------------- 行動学やトレーニングに興味関心がある方にちょっとしたクイズです。 まこもさんの豆ちゃん(手前の鳥さん)について観察して行動を正確に描写してみてください。観察はトレーニングを行う上でとても大切な部分です。「行動とは動物が行うことである条件の下観察可能なこと。行動の描写とは誰が見ても同じ事象で、その行動を実際に見ていない人でも正確にイメージできることを言います。」 鳥さんの気持ちに仮説を立てないことが、トレーニングで必要な行動の描写となります。正確に行動を描写することで鳥さんの行動を変える手助けになっていきます。 ----------------------


<ご報告>高槻市・鳥さん里親さん募集終了いたしました
こちらのブログやTwitterでお伝えしてまいりました、高槻市の鳥さん里親募集についてご報告させていただきます。 たくさんの方々に、様々な形でご協力いただきましたおかげで、十姉妹、文鳥、オカメインコたちの里親さんが、この短期間で全て決まりました。 本当にありがとうございました! 中には、一時的にお預かりしていただき、飼い主さんが退院されてからのお渡しになるコもいます。 2月2日の夜に、滋賀県に出発するオカメインコさん↓ これまでの経緯としましては、1月28日に、長崎に住んでいた時にお世話になった飼い主さんから今回の件をご連絡いただき、すぐに飼い主さんとコンタクトを取り、飼い主さんの一時退院を待って30日にお会いして事情をおうかがし鳥さんたちの様子を確認、31日に里親会を開催、そして、飼い主さんは明日、5日に再入院されます。 飼い主さんのこれまでのご事情については、飼い主さんのYoutubeをご覧ください。 飼い主さんが里親さんを探すタイムリミットが2月4日までしかなかったことや、人が集まりやすい週末は31日の日曜日しかなかったため、少々、強引なや